7つの習慣

7つの習慣

7つの習慣は、全世界で3000万部、日本だけでも200万部が発行されているベストセラー書籍です。

著者のスティーブン・R・コヴィー博士が、過去200年間の成功に関する書籍を研究し、成功哲学ともいえる原則をまとめたものになります。

 

個人を「依存」状態から「自立」へ、「自立」から「相互依存」状態へと導く7つの習慣的な行動・思考の必要性を説く内容になっています。

成功にまつわる不変的な原則なので、時代がどれだけ変わったとしても、活用することができるものばかりです。



パラダイムと原則

●パラダイム⇒物事の見方 "色眼鏡"

同じものを見ていたとしても、人によっては「美しい」と感じ、人によっては「醜い」と感じる、はたまた「怖い」と感じる人もいます。

自分の中に存在する物事の見方、つまりパラダイムによって、あなたの世界は作り出されているのです。

 

●原則⇒時代や場所を問わず共通の、人間社会の法則

そして、また、有意義な人生を送るための原則が存在すると言われています。

自然界における引力の法則と同じように、人間社会においても、時代を問わない不変的な絶対的な原則です。

この原則こそが、これからお伝えする7つの習慣というわけです。


成長の連続体

成長の連続体

▼私的成功

第一の習慣:主体的である

第二の習慣:終わりを思い描くことから始める

第三の習慣:最優先事項を優先する

 

▼公的成功

第四の習慣:Win-Winを考える

第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される

第六の習慣:シナジーを創り出す

 

▼再新再生

第七の習慣:刃を砥ぐ

 

7つの習慣というのは、一つ一つの習慣が独立して存在しているわけではなく、7つともが相互に関係し合っています。

依存から自立へ、そして相互依存へと至る「成長の連続体」を導くプロセスとしての行動規範が示されています。

それぞれの習慣を実践していくことで、人格を効果的に高めていくことができます。



第1の習慣「主体的である」

第1の習慣 関心の輪と影響の輪

第1の習慣「主体的である」では、自分の価値観に基づいて生きる重要性について書かれています。

自分の影響を及ぼすことができる範囲内においては、責任をしっかりと受け入れる覚悟を持つこと。

そして、少しずつ自分の影響を及ぼすことができる範囲(影響の輪)を広げていくことが言われています。

これが、主体的であるという意味になります。

 

逆に、主体的ではない人といのは、反応的な人です。

そんな人がよく使う言葉は、「〜だったらいいな」「〜できない」「〜しなければいけない」などです。

この場合、自分の影響を及ぼすことができない部分(関心の輪)にフォーカスして生きてしまっているので、直ちに抜け出す必要があります。



第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」

第2の習慣 山登り

第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」には、人生の最期の瞬間をイメージしてから物事を始めることで、いまやるべきことを明確にするという意味が込められています。

人生の最後の瞬間とは、地図でいう目的地のこと。

目的地を目指して進み始めることで、最短ルートでたどり着くことができますし、今いる場所も明確になりますよね。

 

どうやって目的地を見つければいいのかというと、自分自身の憲法である「ミッションステートメント」を作成すること。

ミッションステートメントは、あなたのビジョンと価値観を明確にした文章で、物事を測る基準とすることができます。



第3の習慣「最優先事項を優先する」

第3の習慣 マトリックス

第3の習慣「最優先事項を優先する」とは、緊急ではないが重要である「第2領域」に含まれる行動を行うべきという行動指針です。

本当はやったほうがいいのだけれど、ずっと先延ばしにしていることはありませんか?

例えば、運動することであったり、専門分野の勉強だったり。

 

緊急性はないので、つい先延ばしにしてしまっているかもしれませんが、あなたにとって重要なことこそ第2領域といわれる行動です。

自分にとっての第2領域とは何かを明確にして、使える時間を割り当てていけば、人生に劇的な変化をもたらしてくれることでしょう。



第4の習慣「Win-Winを考える」

第4の習慣 Win-Winを考える

第4の習慣「Win-Winを考える」とは、自分も勝ち、相手も勝つという人間関係の哲学のことです。

お互いの利益になるような結果を見つけようとする考え方と姿勢をしていれば、素晴らしい人間関係が築けることは間違いありません。

 

ただし、お互いに満足のいく解決策が見つけられない場合は、合意しないことに合意するNo Deal(取引をしない)という選択肢もあります。

人間関係が生じる場面では、Win-Win or No Dealとなるように、関係を築いていきましょう。



第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」

第5の習慣 傾聴するカエル

第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」では、相手のことを理解しようと努めることの重要性について語られています。

 

自分のことを知ってもらうよりも先に、相手を理解しようと聴くこと、相手の身になって聴くことで、信頼関係を築いていくことができます。

 

これを共感による傾聴と呼ぶのですが、人間関係に悩んでいる方には、今すぐに実践してもらいたい考え方です。



第6の習慣「シナジーを創り出す」

第6の習慣 シナジー

第6の習慣「シナジーを創り出す」とは、一人一人の総和よりも全体の合計の方が大きな力になるということです。

1+1=5にも10にもなるように努力すれば、あなたの想定を超えるような成果を生み出すことができるでしょう。

 

そのためには、自分の違う考えの相手を受け入れる姿勢が重要になってきます。

自分と相手の意見がぶつかってしまっても、第三の案を探して、お互いが納得できる解決策を見つけることでシナジーを生み出すことができます。



第7の習慣「刃を研ぐ」

第7の習慣 刃を研ぐ

第7の習慣「刃を研ぐ」では、あなた自身の価値を維持し、高めていく大切さについて解説されています。

 

研がれていないノコギリで木を切り倒そうとしても前に進まないのと同様に、研がれていない自分自身で前進しても、目的を達成することが遅れてしまいます。

 

人間を作っている4つの側面(肉体、精神、知性、社会性)を磨く時間を確保し、成長の螺旋階段を登っていくことで、あなた自身の価値を高めていくことができるのです。



まとめ

7つの習慣は、読み終えても本棚にしまい込んではいけません。

仕事がうまくいかなくなったときや、人間関係が悪くなってきたときなど、折に触れて読み返すべき書籍です。

7つの習慣には、人生における不変的な原則が記されているので、きっとあなたの課題を解決するようなヒントが眠っているはずです。

 

また、原則を完璧に身に付けたと思われたとしたら、7つの習慣の大事なことを忘れてしまっています。

第7の習慣「刃を研ぐ」では、自分を研ぎ続けていくことが言われているからです。

どれだけ習慣を身に付けたと思われても、学び続けなければきっと錆びついてしまうことでしょう。

 

東京行動クラブでは、7つの習慣の勉強会を開催しています。

意見交換・アウトプットによってより深く落とし込み、人生成功への階段を着実に登っていきましょう。